【膵臓手術・入院まで #7 】のつづきになります。
腹部エコー・造影CT・MRCP(MR胆管膵管撮影)の検査結果は全て、混合型IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)疑いでした。
悪性の可能性や嚢胞の性状をより詳しく調べるため、膵臓を間近で観察できる超音波内視鏡検査(EUS)を受けました。
※EUSとは…
先端に小型の超音波装置がついた内視鏡(胃カメラ)を口から挿入し、胃や十二指腸などの消化管の内側から周辺の臓器を詳しく観察する高度な精密検査です。
通常の腹部エコー・CT・MRIなどでは見つけにくい小さな病変の早期発見に非常に優れています。
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2023年2月22日
先週受けたEUSの検査結果を聞きに病院へ向かいました。
悪性なのか?それとも良性なのか?
待合に着くと、もっと不安になると思っていたのに、不安な気持ちになることもなく、ほぼ「無」の心理状態に近かったような記憶があります。
腹部エコーの検査結果を聞いた時の方が、不安な気持ちでいっぱいだったと思います。
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自分の受付番号が呼ばれ、診察室に入りました。
「検査お疲れさまでした。
結果なんですが、画像を見る限り明らかな悪性所見はありませんでした。」
(良かった…悪性じゃなかったんだ、わたし…。)
その言葉を聞いて、ようやく先生の顔を見ることができたように思います。
「悪性の可能性があると、膵臓の境界がギザギザになっているんですが、○○さんの場合滑らかなので、すぐにどうこうという状態ではないです。
ただ○○さんの場合、長い経過の中で悪性へと変化する可能性があるので、少しの変化も見逃さないよう慎重に診ていく必要があります。」
ホッとしたのも束の間でした。
(…え、やっぱり悪性へと変化する可能性があるのか…。)
検索して調べていた内容が頭に浮かびました。
そこで、検査後に気持ち悪くなって吐いた「緑色の液体」のことを思い出し、先生に質問してみました。
「あー、それ胆汁ですね。」
(え…? 胆汁…?)
「実は○○さんはなかなか鎮静剤の効きが悪くて、検査途中で追加しましたし…。
臓器を色んな角度から観るために、胃の中でカメラがかなり動いているので…。」
(…追加? そんなに寝つきが悪かったのか…。)
「次からは、もう少し気をつけるようにしますね。」
(えーっ、この検査またやるのね…。)
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後日、検査後に吐いた胆汁や副作用について自分でも色々と調べてみました。
※胆汁…肝臓で作られる消化液。
※EUS後に胆汁を吐くことがあるのは、絶食中に分泌された胆汁が胃へ逆流したり、検査による刺激や鎮静剤の影響が考えられるそうです。
※鎮静剤(静脈麻酔)では、吐き気や嘔吐などの副作用がみられることがあります。
※また通常の胃カメラより太いスコープを使用するため、胃への刺激や逆流によって吐き気が起こることもあるようです。
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前回の記事でもお伝えしたとおり、副作用には個人差があり必ずしも検査を受けた方全員に起こることではありません。
検査自体は、胃や腸から超音波で臓器を観察する極めて安全性の高い検査です。
不安なことがあれば、事前に担当の先生に質問していただければと思います。
当時のわたしは、悪性か良性なのかで頭がいっぱいで、検査内容については調べていましたが、副作用についての説明はきちんと読んでいなかったので、今となっては反省しております…。
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手術(腹腔鏡下膵体尾部切除・脾臓全摘/同年11月9日)に至るまでに受けた検査について、以下にまとめておきます。
※2022年11月にもEUSを受けていた記録が残っていますが、数年前の出来事のため記憶が曖昧な部分もあり、本シリーズでは当時の記録を確認しながら印象に残っている出来事を中心に振り返っています。
<検査経過一覧>
※検査には必ず採血もあり
2022年
11月9日 採血のみ
11月16日 腹部エコー
11月18日 超音波内視鏡(EUS)
12月7日 造影CT
12月21日 MRI(MRCP)
2023年
2月14日 超音波内視鏡(EUS)
5月24日 MRI(MRCP)
8月25日 超音波内視鏡(EUS)
8月30日 造影CT
10月13日 造影CT、術前検査
10月23日 栄養指導、歯科検査
11月7日 入院
11月9日 手術
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次回は、嚢胞が短期間で大きくなり、いよいよ手術が現実的となった経緯について記憶を辿りながら書いていこうと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今日はこの辺で…。
**つづく

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