(もしかしたら、本当に手術になるかもしれない…。)
手術の可能性を告げられた造影CT検査を受けた日について、思い出しながら書いていきます。
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2023年8月30日
嚢胞が短期間でサイズUPしたので、膵臓の全体像を把握するために2回目の造影CT検査を受けました。
((1回目の造影CT検査を受けた日については、【膵臓手術・入院まで #3 】をご覧ください。))
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2023年9月4日
CT検査結果を聞くために病院へ向かいました。
待合で待っていると、自分の受付番号が呼ばれたので診察室に入りました。
「前回分(5月)と比較すると嚢胞のサイズも大きくなっていて、(パソコンの検査画像を指で指しながら)この白く写っている部分なんですが、主膵管も拡張していて範囲が広がってきています。」
(え、広がっている…?
主膵管って確か悪性の頻度が高い方だ…。
どうしよう…。)
主膵管型や混合型IPMNは悪性化のリスクが比較的高いと調べていたので、頭が真っ白になりました。
「この短期間で急にサイズが大きくなるのは注意が必要で、おそらく手術になると思います。
僕は内科医で○○さんの体にメスを入れることができないので、膵臓専門の外科の先生にこれまでの状況を共有し、手術するかどうかの判断をしてもらいます。
内科的には、悪性かどうかの判断をする検査が、何回か受けてもらっているEUSの他にもありまして、膵管に管を通して膵液を採取・細胞診する精密検査をしてみたいのですが…」
と先生は同意説明書をわたしに渡してくれました。
(まだ検査を受けないといけないのか…。)
「ただこの検査は入院が必要です。
膵炎などのリスクもあるので、○○さん同意の上での検査になるのですが、どうされますか?」
(え、検査で入院…? 膵炎のリスク…?)
「あの…すみません、今すぐには判断ができなくて…。」
とわたしは先生に伝えました。
「こちらこそすみません。そんな急に決められないですよね…。
内科受診の予約も一応入れておきますので、その時に検査を受けるかどうかお返事もらっていいですか?」
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※ERCP (内視鏡的逆行性胆管膵管造影)とは…
内視鏡を使って膵管や胆管を詳しく調べる検査・治療です。
合併症としてERCP後膵炎(約3〜10%)や出血・消化管穿孔などが起こる可能性があります。
※膵炎とは…
膵臓が分泌する消化液によって膵臓自体が消化され炎症を起こす病気です。
主な症状は「みぞおちからお腹全体の激しい痛みと背中への広がり」で、吐き気や発熱を伴います。
重症化すると命に関わることもあるため、激しい腹痛などの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
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この頃のわたしは、IPMNについて毎日のように調べ続けてきて精神的に疲れていた時期で、さらに手術の可能性が高くなった状況も重なり、ERCP検査を受けるかどうかの判断を自分ではできない状況に陥っていました。
(悪性かどうかを判断する検査で膵炎のリスク…?)
調べれば調べるほど疲れていました。
疲れるくらいなら調べなければいいのに、調べないままでモヤモヤ考えているだけの状態でも疲れていました。
ただ…、これ以上精神的に追い詰められずに済んだ出来事がありました。
それは、個人的に大好きで応援しているプロ野球球団、『阪神タイガースのリーグ優勝』 です。
病気のことしか考えられない毎日を送っていましたが、心の支えになっていて本当に救われていました。
(実は…、内科の先生はERCP検査を9月4日の次の週に予約を入れたかったみたいなのですが、勇気を出して「タイガース優勝決定日の時期はずらして欲しい」と伝えたところ、先生は困りながらもずらしてくれました。)
勇気を出して伝えてよかったと思っています。
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今回の造影CTの検査報告書を印刷していただいたので、内容の一部を書き写しておきます。
【画像所見】
前回(2022/12/07)CTと比較しました。
膵体部に最大22mmの嚢胞性病変を認めます。
上記病変より末梢側の主膵管は拡張しています。
既知の混合型IPMN疑いと考えます。
2022/12/07 CTと比較して、嚢胞性病変は増大し、主膵管拡張は増悪あり。
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拡張…増大…増悪…。
確実に悪くなっていることは素人のわたしでも明らかでした。
今思えば、なんとなくみぞおちの下あたりの奥の方で、少し押さえられているような違和感が1年間ほど続いていました。
脂質が高めの料理やスイーツなどを食べた後は、今まではなかったお腹の強い張り感があった記憶があります。
※このような症状が必ずしもIPMNによるものとは限りません。
あくまで当時のわたし個人の記録として読んでいただけたらと思います。
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ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回は、消化器外科の先生から手術方針の説明を受けた日について、思い出しながら書いていきます。
*つづく

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