前回は、健康診断で肝機能異常を指摘され、腹部エコー検査を受けることになった経緯を書きました。
今回は、その検査結果を聞いた日のことを書いていきます。
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2022年11月16日
先生に受付番号を呼ばれた。
先ほどの検査技師さんの表情が横切り、ふわふわした気持ちのまま診察室の扉を開ける。
先生と目が合った。
「検査お疲れ様でした。
肝臓は特に問題はありませんね。
まあ数値は高めなので経過観察は必要になると思います。
ただ…気になる箇所が他にありまして…。」
(…え?、なになに? 肝臓じゃないの…?)
「膵臓に嚢胞があります。」
(…え?、膵臓…?)
膵臓という言葉を聞いた瞬間、胸がざわざわとしました。
「しかもちょっと厄介な嚢胞です。
膵臓は尾部・体部・頭部と3つの部位に分かれてまして、〇〇さんの場合、体部に嚢胞があり尾側の膵管はやや拡張しています。」
先生は白い用紙にイラストを描きながら丁寧に説明してくれました。
でも聞き慣れない用語ばかりで、話を聞けば聞くほど不安になっていきました。
(しかも膵臓って…。)
先生の説明は続きます。
「膵臓に嚢胞をお持ちの方はわりと多くいらっしゃるんです。
基本、半年や1年ごとに経過観察です。
でも〇〇さんは半年も放置できないので、3か月ごとに検査して様子見させてもらいます。
ただ、今の状態を詳しく診ておきたいので、申し訳ないのですが来月に他の検査もしてもらいますね。
膵臓は初期の段階ではなかなか数値に表れないんです。進行していても出ない場合もありまして…。色々な検査で総合して判断することになります。」
(…え?、わたしってそんなに深刻…?)
「では、来月にCT検査とMRI検査しましょう。」
先生とはこれから長い付き合いになるんだろうか…と思いながら、今回のエコー検査を印刷してもらい診察室を出ました。
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帰宅し印刷してもらったエコー検査を見ました。
以下、報告書内容の一部を書き写しています。
【膵】
腫大(ー)
体部 Cystic mass 18× 13mm
形状多房性疑い 血流(ー)膵管との連続ある印象
massより尾側の膵管はやや不整拡張疑い2.7mmまで
【超音波検査結果】
US上、明らかな肝炎所見認めず。
IPMN疑い18mm
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(拡張…? IPMN…? 何それ…。)
時間も忘れて必死にWEB検索しました。
IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)とは、膵臓の中にある膵液の通り道に、粘液を出す良性から悪性(がん)まで様々な段階の腫瘍ができる病気です。
少しずつ進行するため基本的には無症状ですが、一部は将来がん化するリスクがあるため、定期的な画像検査と経過観察が非常に重要です。
※この説明は、当時の私が調べて理解した内容をもとにまとめています。
診断や治療方針は病状によって異なります。
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(…え? 腫瘍? 将来がん化…?)
この時点で頭真っ白な状態。思考停止。
この日から毎日のようにIPMNについて夢中に検索していた記憶があります。
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不安でしたが、この時はまだ「定期的に検査を受ければ経過観察で済むのかな…」と思っていました。
このあと、CT検査とMRI検査を受けることになります。
**つづく

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